バドミントンでは季節(気温)によってシャトルの番号を変えていることをご存知ですか?
今回は
・なぜシャトルを変える必要があるのか?
・シャトルのスピード番号とは
・季節別シャトルの選び方
について書いていこうと思います。
シャトル番号を変える理由
シャトルを季節によって変える理由は、ズバリ
気温、気圧などの大気環境の変化
です。
温かい季節(春夏)は気温が高く、空気密度が低く
寒い季節(秋冬)は気温が低く、空気密度が高く
なります。
空気密度が高まると抵抗も高まるので、シャトルの飛びが悪くなってしまいます。
環境の変化によってシャトルに差が出てしまうのは大変ですよね。
季節に関係なく一定の質を保つ、この環境差をなくすことが最も大切で、シャトルを変える大きな理由となります。
スピード番号とは
シャトルを変えるのはいいものの、何で見分ければよいのでしょうか?
シャトルには
スピード番号
と呼ばれる番号が振られており、飛びやすさ(飛距離)に対して番号が付けられます。
以下がスピード番号に対しての適正範囲温度です。

この場合、温度は外ではなく室内であることに注意してください。
1~5番以外にも、6番、7番などありますがほとんど見かけることはないと思います。
そもそもそんな寒い気温でバドミントンはしたくないですよね…。
1番も別注になることが多いです。
スピード番号は筒の蓋の上に番号が書いてあるので、そちらで簡単に見分けることができますよ。
自分が今使っているシャトルは何番か?機会があればぜひ見てみて下さい。
季節別シャトルの選び方
先ほどスピード番号と適正範囲温度の表をお見せしましたが、これを季節に落とし込むと以下のようになります。

ちなみに私が通っているバドミントンサークルでは、最近2番になりました(*''ω''*)
暑さも本番になり、体育館もますます熱くなってきましたからね…。
おわりに
いかがでしたか?
シャトルについて知るとバドミントンがより楽しくなりますね!
季節にあったシャトルを使ってこれからも楽しくプレーしていきましょう!
次は何を書こうかな…。
ではまた。